おおばこ(オオバコ)オオバコ科
別名:カエロッパ ゲーロッパ スモトリグサ
生薬名:車前子(種子) 車前草(全草)
薬効:喘息、百日咳、咳、胃腸病、利尿、下痢、頭痛、心臓病、子宮病、尿道炎、膀胱炎、腫れ物
利用法:*全草⇒ 夏の開花期に採取し、水洗いして日干し。
*種子⇒ 秋に採取〜穂を濡らさないよう集めて日干しし、乾燥したら叩いて種子を取る。
*できものには水洗いした生の葉を火であぶり、柔らかくして患部に貼る。
昔から牛車や馬車等の轍を少し外れた所に生えていたので「車前」という名が付いています。
別名の由来に関しては解らないのですが、しかし…「カエロッパ」に「ゲーロッパ」って(汗)
青空球児・好児さんですか?! ゲロゲ〜ロッ。
恐らく戦前の出来事だと思いますが、曾祖母の末娘が百日咳にかかり、現代のように薬も手に入らず「もうダメかも知れない」と言われたそうです。
曾祖母はオオバコの薬効を思い出して探し回ったのですが、冬で時期を外れていた為になかなか見つからない。それでも母親の執念と言うのでしょうか、所謂「肥溜め」の傍に一株だけあったのを見つけて持ち帰り、煎じて飲ませたところ、娘は助かりました。
めでたしめでたし☆
本来は乾燥させたものを煎じますが、この時はそんな暇も無かったでしょうから、煎じるというより煮出すのに近かったかも知れません。
今の庭にオオバコがあるのも、話を伝え聞いた家族の誰かが植えたからでしょうね。
殊に今年は豊作です(^^)d
実際に私が摘んでいたのは祖母の手伝いをした小さい頃。それ以来全く採取していませんでした。
でも折角沢山生えてくれたので、今年は自力で薬草作りしてみようかな。
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